薄型・中空化と磁気エンコーダへの影響対策

株式会社協和精工ブレーキ専用ページ薄型・中空化と磁気エンコーダへの影響対策

薄型・中空化と磁気エンコーダへの影響対策

CASE SUMMARY

装置中心部にスペースが必要な場合の中空構造検討

中心部にシャフト・配線・配管を通す必要がある装置では、標準品の構造では組込みが難しい場合があります。

本事例では、中心穴径、必要保持トルク、取付条件を確認しながら、中空構造をベースに仕様を検討する流れを紹介します。

事例概要

用途・業界半導体製造装置・検査装置など
課題中心部に軸・配線・配管を通したい
対応内容中空構造をベースに取付寸法を検討
検討ポイント中心穴径、必要保持トルク、取付条件

STORY

この事例の内容

1

背景・課題

過去に磁気エンコーダが磁界の影響を受けたトラブルがあり、新たに採用するブレーキについても、周辺への漏れ磁束をできる限り抑えることが求められました。

また、装置構造上、ブレーキの薄型化に加え、中心部にケーブルを通すための中空構造も必要でした。

薄型化と中空化によって磁束を通すヨークの断面積が限られるため、必要な保持トルクを確保しながら、漏れ磁束を抑えることが設計上の課題となりました。

2

対応内容

装置側の寸法、中空径、必要保持トルク、磁気エンコーダとの位置関係を確認し、薄型・中空構造を前提に磁気回路と各部形状を検討しました。

磁束の流れを考慮しながらヨーク形状や各部寸法を最適化し、必要なブレーキ性能を確保するとともに、周辺への漏れ磁束をできる限り抑える設計としました。

3

課題/対応

限られたスペースで薄型・中空構造を実現しながら、磁気エンコーダへの磁界の影響をできる限り抑える必要がありました。

薄型・中空という制約の中で磁気回路や各部形状を最適化し、必要なブレーキ性能を確保しながら、周辺への漏れ磁束を抑える設計としました。

4

設計のポイント

装置内の限られたスペースと、ケーブルを通すために必要な中空径の両立を検討しました。

薄型化と中空化によって磁路断面積が限られる中、必要な保持トルクを確保できるよう各部寸法を設計しました。

磁気エンコーダとの位置関係を考慮し、周辺への漏れ磁束を抑えられるよう磁気回路やヨーク形状を最適化しました。

5

結果・効果

薄型・中空という装置側の要求に対応しながら、必要なブレーキ性能を確保し、周辺への漏れ磁束を抑える設計を実現しました。

  • 装置内の限られたスペースに対応する薄型構造
  • ブレーキ中心部にケーブルを通せる中空構造
  • 必要な保持トルクの確保
  • 磁気エンコーダへの影響を考慮した漏れ磁束対策

※対応可否や仕様は、外形寸法、中空径、必要保持トルクなどを確認したうえで個別に検討します。

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2026.09.14